24歳になって10年ぶりに父と現場仕事をした時のお話

こんにちは^^

年間売上を3倍に上げる事業仕組化の
専門コンサルタント 藤井悠平です。

ボスマガをいつも読んでいただき
誠にありがとうございます!

 

 

今日は、10年ぶりに父と現場仕事を一緒にしたお話。

僕がまだ小学生のころ、よく父の剪定の仕事に一緒に行っていた。

 

現場にいっても全く役にたってはいなかったが、

とにかく父が剪定をしている姿を見るのが好きだった。

 

 

父もまだ若く、朝の5時に起きて、職人さんの服を着て、

地下足袋を履いて腰にベルトと剪定ばさみを入れて、2tトラックで出陣していた。

 

夏休みの時は、暑くて汗だくにながらもついていった。

現場に行くと決まってこう言われた。

 

『庭師の仕事は、掃除が一番だ。』

『掃除ができないやつが一人前にはなれない』っと。

 

僕は、慣れないながらも竹ぼうきを片手に

小さな落ち葉や剪定した後の枝を拾い集めていた。

 

※そのおかげで、いまでも掃除しないと気が済まない体質になった。

 

自分なりには頑張っているものの、

相当遅かったのだろう。

父が最後にはすべてきれいに掃除してくれていた。

 

 

現場で働く父の姿を見ていて、カッコいいなって思っていた。

父の剪定ばさみをもった後ろ姿は、大きくてたくましかった。

きれいに剪定と掃除がされたお庭はとても綺麗だった。

 

それをみたお客さんの喜ぶ姿や、父も頭を深く下げて

ありがとうございます。っと言っていた姿が目に焼き付いている。

 

僕はその光景をみて、とても嬉しかった。

 

 

小学生ながらも、将来は父と一緒に庭師の仕事がしたいと

心から思っていた。これが経営者になりたいというきっかけである。

 

それから、10年以上の時が経ち

僕は建設業の現場監督として二年間働いた。

 

この時も、父から言われたことが印象的だった。

 

『現場を経験しろ、現場でしかわからないことが沢山ある』

『知識だけつけるな、実践しろ、失敗してもいいからやってみろ』

『現場監督でも、職人さんとスコップをもって一緒にやれ』

 

これを繰り返し言われていた。

実際に、現場監督として働きだしてから

始めは土工仕事もガンガンやった。

 

スコップで土をほり、一輪車で運びまくった。

家に帰ったらパソコンでランディングページを作成してネットで広告を回した。

そんな日常の中で、大きなギャップも体験した。

 

実際に現場で働く職人さんと同じ仕事をしてみて

働く職人さんの気持ちが少しわかった気がする。

 

 

そして、大きな建物一つを作るのに、現場監督だけでは絶対に建たない。

多くのプロの職人さんたちと協力するからこそ完成する。

 

この重要性を学んだ。

これは、ビジネスでも同じだった。

 

そんな経験をしながらも、二年間の月日がたち

最後の現場となった、7億円のショッピングモールで

10年ぶりに父と仕事を共にした。

 

 

実は、外構工事の芝貼り工事として依頼をしていた。

久しぶりに父の仕事をしている様子をみて、

小学生のころを思い返していた。

 

 

あの時の比べて、どこか父の後ろ姿が小さく感じている自分がいた。

意外な感情だった。

 

僕の背丈が成長したからだろうか。

それとも父が年老いてしまったからだろうか。

少し寂しい気がした。

 

それでも、小学校の時と変わらない

仕事に向き合う熱い姿勢と職人さんに慕われる父を見て

『やっぱりすげー』って思った。

 

 

それから、ある日曜日。

家族全員で、晩御飯を食べに行った。

 

父と久々にお酒を交わした。

 

ふと、現場で一緒に仕事をした時の話になった。

僕は現場での様子を思い返していた。

 

父が芝を貼っている姿を見て、

24年間、こうやって職人として仕事をして

家族のために働いてくれていたことを改めて認識したんだ。

 

暑い夏の日も、寒い冬の日も、

小学校のころと変わらず、朝の5時に起きて現場に向かう父。

 

それは、僕ら家族を支えてる一心で働いてくれた。

懸命に働いて僕らを支えてくれてありがとう。

 

っと。

 

それを父に正直に話した。

 

24歳にもなって、泣くつもりはなかったが

感激のあまり涙がとまらなかった。

 

10年ぶりに父と一緒に仕事をして、

現場監督と庭師の職人さんという形で実現した。

 

なんとも言えないほど、感謝の感情でいっぱいだった。

 

 

この経験が、また僕を成長させてくれた。

 

僕は父のような、まっすぐな人間になりたい。

そして、職人のように一つの仕事に誇りを持った生き方がしたい。

 

それが、僕が経営者として

集客や会社の仕組みを教えるプロの職人として日々成長するためにも、

もっといろんな人に教えていきたいと思った。

 

これが、僕の正直な思いだ。

 

今日は、僕だけの話になってしまったが

最後まで読んで頂きまして誠にありがとうございました^^

 

次回から仕組化のノウハウもお伝えしていくので、

また、よろしく!!!

 

see you agein !!!

 

 

 

 

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