こんにちは、金曜日担当「売れる仕組み作りのエキスパート」
数田です。
あなたは「葉を見て木を見ず、木を見て森を見ず」という
ことわざを知っているでしょうか?
小さなことに捉われ、全体を見通せないことを意味する
ことわざです。
このことわざはビジネスにおいてもよく使われる言葉で
あなたも一度はビジネスの現場で聞いたことがあるのでは
ないでしょうか?
そしてあなたも知らず知らずのうちに「葉を見て木を見ず」
になってしまっているのではないでしょうか。
マーケティングにおいての葉を見て木を見ずとは
現代では様々なマーケティングSNSツールが存在します。
例えば、
・YouTube
・LINE
などがあります。
私はSNSツールセミナーに行くと、名刺交換タイムなど
で必ずする質問があります。
「なぜこのセミナーに参加されているのですか?」
すると大抵のセミナー参加者は、こう答えます!
「売り上げるなら今は〇〇(ツール名)だって聞いたので・・・」
いまはFacebookだって聞いたので、Facebookを学んで
取り入れれば、売上が上がると思ったから参加しています。
といった意見。
コレがまさに「葉を見て木を見ず」なのです。
葉を学んでも木がないことに気がつかない
参加したセミナーで上記のような質問を複数人にしていた時、
とても熱心な方がいたのでさらに突っ込んだ質問をして見ました。
「で、〇〇(ツール名)を学んでどう使うんですか?」
するとその方は笑顔で、
「それをコレから学ぶんじゃないですか〜」
との答え。
つまり分かりやすく大工さんでいうと、設計図なしに一生懸命
トンカチの使い方を学びにきているのと一緒です。トンカチの
打ち方を学んで持ち替えり家を建てるのだそうです。
トンカチの使い方を極めた所で、絶対に家は立たない。
そのことに早く気づかなければいけません。
Facebook、YouTube、LINEなどのツールはあくまでも
葉でありトンカチなのです。
葉一枚一枚は、木があって初めて機能し始める
様々なマーケティングツールは、売れる仕組みがあって初めて
機能し始めます。ツールはあくまでもツール、ツールのみ
では目標としてる売上には届きません。
売れる仕組みが「木」であり、各ツールが「葉」なのです。
売れる仕組みとは、見込み客を集めて教育し最終的に購入
してもらう一連の仕組みのことを言います。この一連の仕組み
をベースに各ツールを組み込むことにより、例えば見込み客
獲得が加速したり、関係性がより強くなったり仕組み自体が
自動化できたりするのです。
そしてその結果、大きな売上となっていくのです。
まずは設計図である仕組みを構築して、それを強化・加速
させるものがツールなのです。
売れる仕組みもなく、ツールのみでどうやって売上を
あげるというのでしょうか?
狭い視野を広げる方法
一つのことに集中し始めてしまうと、どんどん視野が狭く
なっていってしまいます。そしてさらに木が見えなくなる。
こうなってしまうとドツボにハマります。
せっかく学んだツールの本当の使い方を知らず、苦しい毎日
を送ることになります。
事実私も同じ状況に陥った経験が何度もあります。創業間も無く
集客が上手くいかずに常に逼迫している状態。当時相談できる人
は居らず、売上の上がらないまま教材購入やセミナーを受け続
けていました。コレでもダメまたコレもダメと、どんどんドツボ
にはまっていきます。
たくさんのことを学びましたが、最終的に売上につながったモノ
はほとんどありませんでした。
その狭い視界を取り除き視野を広げることができれば、
自然と葉ではなく木が見えてきます。そして森が見えてきます。
その視野を広げる一番早い方法とは、
本物の成功者から直接学ぶ事です。
私の場合はご存知、ボスで師匠である鈴木しゅんでした。
師匠とたった数分間話しただけで、私の狭まった針の穴のような視野は
一気に360度広がり、その衝撃は今でもはっきりと覚えて
いますし今後も忘れる事はないでしょう。
ツールよりまずは設計図である仕組みを構築せよ
ツールを学んで取り入れることは非常に重要です。私も各ツール
を仕組みに組み込み、完全自動化や見込み客との関係性構築を強化し
ています。
しかし、まずは「葉」であるツールより「木」である仕組みを構築すべきです。
私が仕組み構築のプレゼンで使用したスライドを載せておきます。
コレが売れる仕組みの全体図です。
1.見込み客を構築する
まずは最終的に販売する商品・サービスに興味のあるターゲット
に手を上げてもらう必要があります。無料プレゼントを用意し、
買う可能性のある「見込み客」を獲得します。
2.見込み客を教育する
無料プレゼントを請求してくれた見込み客に対しメールを流し、
見込み客の悩みや問題を解決するためには、あなたの商品・サービス
いかに有効なのかを数日間に渡り送り、見込み客を教育します。
3.見込み客との関係性を構築する
手を上げてくれた見込み客に対し教育だけではなく、あなた自身
のことを開示し、見込み客との関係性を構築します。最終的な
販売の時点では、この関係性構築が何より大切になります。
4.見込み客に顧客になってもらう
ここで見込み客に初めてお財布を開いてもらい、顧客になって頂く。
高額商品ではなく数百円から数千円のものを販売し、まずは
一番障壁が大きい初めての購入を促す。
5.顧客に繰り返し購入してもらう
一度お財布を開いて商品・サービスを購入し満足して頂いたら、
2度目の購入は簡単になります。さらに良いものを提供し階段を
一段ずつ上がってきてもらい最終的に販売したい高額商品を
買ってもらいます。
6.顧客から口コミしてくれるファンになってもらう
購入後はサンキューレターやニュースレター、バースディカード
などを定期的に送り、関係性をさらに構築していきます。すると
顧客は良い店だと自発的に口コミしてくれるファンになります。
まとめ
売上が上がらない、毎月不安定な売上だ。何とかしないとと様々な
教材を購入して勉強し、セミナーにも数多く参加する。それでも
状況は改善せず解決策もわからず、どんどんこんがらがってしまう。
そして流行りのツールにすぐに飛び着いてしまう。
「売り上げるなら今は〇〇(ツール名)だって聞いたので・・・」
結果こんなことを言い始めるのです。
あなたは大丈夫でしょうか?最新だの最先端だのと言われる
ツールにすぐに飛びついてしまっていないでしょうか。
「葉を見て木を見ず、木を見て森を見ず」
こうならないように、視野を広く持って何が大事で何から
優先してやるべきなのかをよく考えましょう。
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数田様、いつも楽しみに記事を見させていただいております。
各SNSは大工さんのトンカチ。ツールの一つである。
何をどう設計するのか、マーケティング全体の説明が非常に分かりやすかったです^^
藤井さん、コメントありがとうございます。私も藤井さんの記事を楽しく拝見させて頂いております。今後ともよろしくお願い致します。