捨てる勇気

form:里見和幸

東京へ向かう新幹線の中より

 

こんにちは!セールスコピーライターの里見です。

 

本日はボスマガ運営の会社である

マーケティングエッジで行われるワークショップのために東京に向かっている新幹線の中でこの記事を書いています。

 

今日は先日行った合同セミナーの中での気づきをシェアしたいと思います。

それはコピーライティングにおいてもっとも重要なのは捨てることである・・

ということです。

 

くわしく説明させてください・・・

あなたは商品の説明や何かのイベント企画、集客用のコピーを書く時に色々とリサーチをすると思います。

 

商品のこと

お客さんのこと

市場のこと

ライバル会社のこと

 

色々なことを調べて

かなりの情報量が増えていくでしょう。

 

もちろんこれまでの経験の蓄積もあるため

あなたの中にある専門的な情報は

どんどん増えていくと思います。

 

ここである問題が発生します。

 

それはあなたと一般消費者である

お客さんとの間に

知識の差が生まれてしまうということです。

 

その差というのはとんでもない差で、

例えるなら小学校のスポーツ少年団に入った子と

プロ野球選手並の差くらいあると言えるでしょう。

(たとえになっていなかったら申し訳ありません・・汗)

 

もちろん場合にもよりますが、

新卒の新入社員と同じか

もしくはそれ以下の知識差があるかもしれませんね。

 

新入社員になるくらいなので

事前に自分で業界のことを

調べているかもしれませんからね。

 

これの何が問題なのでしょうか?

 

それは今持っている知識を全て使って伝えようとしてしまうということなんです。

 

自分にとっては当たり前に思っていることなので、

「この程度のことじゃダメだ」

と思い込んでしまい、

どんどん情報を入れていってしまう。

 

するとその商品や業界に関しては

素人であるお客さんを

置いてけぼりにしてしまうのです。

 

一生懸命伝えようとするあまり、

情報過多になってしまい逆に伝わらなくなる・・・

ということがこれらの問題なのです。

 

では一般消費者のお客さんに

しっかりと価値を伝えるにはどうしたら良いのか?

それを今からお話をします。

 

①徹底的に削る

「セールスコピーとは要らないコピーを削ることである」

と言われています。

 

たとえば10のことをリサーチしたとして、

全部を使うのか?

そうではありません。

 

トップコピーライターはリサーチをして、

リサーチをしまくったその膨大な情報の中の

ほんの1割程度しか使わないと言われています。

 

ノート1冊分近くのリサーチの中から、

ほんの数ページだけの情報を

使うとかそんなイメージです。

 

別の機会で聞いた話ですが、

ある映画評論家が言うには、

 

「伝えるにはひたすらシャープにする必要がある」

・・・と言っていました。

(それが誰だったかは忘れましたが。笑)

 

これも意味は上と全く同じ意味ですね。

シャープにしなければ伝わらないということです。

 

LP、セールスレターを書く時本当に伝えたいコアな部分は一つにする。

 

たとえば売り上げを上げるための新規集客、

リピート戦略と自分のやりたいこと、

 

さらにはネットで集客する方法やチラシなど

オフラインで集客する方法を同時言ってしまうと、

 

結局何が言いたいのか?

何を得ることができるのか?

何をしてくれる商品なのか?

が曖昧になってしまい伝わらないのです。

 

色々と言いたいことをグッと抑えて、その中でも本当に伝えたいこと、コアとなる部分のみをシャープにシンプルに伝えましょう。

 

②小学生でもわかる言葉で

コピーの世界に

「小学5年生でもわかる言葉で書きなさい」

という言葉があります。

 

小学生でもわかる言葉

=専門用語は使わずに、一般の人でもわかる言葉を使うということです。

 

自分のいる業界の中では

当たり前に使っている言葉も、

 

そうではない人にとっては

聞いたこともない言葉であり、

それを使うと理解されないのです。

 

英語や外国語のように聞こえてしまうのですね。

使い慣れていない言葉なので、

一瞬で理解できないということです。

 

もしかしたら英語を

日常的に話す方ならそうでもないかもしれませんが、

日本人の多くは英文を見たら

一旦日本語に訳すという行為をすると思います。

 

この一旦頭の中で訳すという行為には

かなりのエネルギーを使います。

 

人は広告を見たいと思っていません。

 

見たいと思っていないのに

さらにエネルギーを使わないといけないとなると、

面倒臭くなります。

 

面倒臭くなると、

人は離れていってしまいます。

 

できるだけエネルギーを使わずに

パッと見て直感的に理解できるようにしないと、

人はコピーを読んでくれないのです。

 

これらのことから、

専門用語や一部の人だけがわかるコピー、

一般的ではない言い回しなどはなるべく避けて、

小学5年生でもわかる言葉で書くことが

読まれるコピーには必要だと言えるでしょう。

 

勇気をもって捨ててみてください

いかがだったでしょうか?

今回は色々とある情報を全て伝えるのではなく、

あえて捨てることでより明確に伝えることが

できるということをお伝えしました。

 

コピーの目的は

あなたの商品やあなた自身の価値を伝えることが目的です。

 

今ある情報や知識を全て使いたい、

なるべく多くのことを伝えたい・・

こんな気持ちはあると思います。

 

しかしそれをするためには

あえて情報をシャープにして、

本当に伝えたいことを伝えないと伝わらないのです。

 

付け加えるよりも、

捨てる勇気を持つことが

伝わるコピーを書く大切なポイントであると言えるでしょう。

 

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