大きな会社になると日本だけでなく海外にも支店があり、支店間の転勤や協力して大きなプロジェクトを達成する、という事もあるかと思います。
支店の数が多ければ多いほど、社員の数が増えれば増えるほど、トップである経営者の目は行き届きません。
もし経営者自らすべてを仕切ろうとすれば、時間的にも体力的にも難しい状況になってしまいます。
そのため各支店に信頼のおける幹部を置いて、経営者は報告やチェックだけをしたり、たまに抜き打ちで支店を訪問したり…という仕組みで経営されているのかと思います。
昔ボスが経営していた造園会社では、関東・関西・各現場事務所などをゲーム機を使用してカメラ接続をしていました。
常時接続をしていたので、何かわからないことがあれば隣の部屋に声をかけるようにカメラ越しに質問をして会話をしていました。
最初は少し戸惑いもありましたが、1週間もすると慣れてしまい、「カメラ」というより「小さな窓」を介してつながっている感覚で仕事をしていたことを覚えています。
こちらであまりにも雑談が止まらなければ、関西にいる上司から「いい加減にしなさい!」という注意をされたり、時にはお互いの台風や地震なども心配しあったりしました。
朝出社すると接続して、退社するときに解除するだけでしたので手間もなく、遠く離れている場所でも毎日コミュニケーションをとることができていたので、仕事が止まるという事もありませんでした。
会話はリアルタイムででき、また必要なデータも共有フォルダでやり取りをしていたので、まさに「どこでも仕事ってできるんだ!」と普段ボスが言っていることが本当なんだと実感しました。
あれからさらに色々なサービスが発表されています。
死に物狂いで満員電車に乗り、タイムカードを押して、決まった机で仕事をする。という時代は本当に終わりを告げようとしているかもしれません。
働き方を選べる時代がやってきたら…。
あなたはどんな働き方を選びますか?
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