「これは自分の仕事じゃない」と思ったことはありませんか?
会社にはたくさんのスタッフがそれぞれ担当している部署や部門があり、仕事があります。
経理や人事、庶務や営業など会社によって様々な仕事があるかと思います。
皆それぞれが責任を持ちながら自分の仕事を日々行っており、その中でも横のつながりを持ちながら、通常会社は動いています。
しかし
- 営業の人に会計入力をさせる
- 経理の人に見積もりに行かせる
- 事務員が講師となり勉強会を開く
という指示を出したらどうなるでしょうか。
「そんな事できるわけがない」
「私の仕事ではありません」
というスタッフ達の不満の声があちこちからあがりそうですが、果たして上記は間違った指示でしょうか。
上記2番目までは人事異動などで起こりうることですので、すぐには実行できなくても、マニュアルや引継ぎなどの時間をかければできることです。
しかし3番はどうでしょうか。
時間をかけなくてもすぐ明日にでもできるのではないでしょうか。
事務員だけではなく、経理・営業・人事などの担当スタッフが今持っている知識を勉強会ですぐにシェアできるのではないでしょうか。
インプットして行っているいつもの作業も、講師としてアウトプットするために
- 仕事の流れを見直す
- 不要な作業を捨てる
- わかりやすくシンプルにする
という「整理」を行う必要が出てきます。
当たり前のようにやっていた日々の仕事も「整理」することで、再度違う側面が見えることにより、自分の仕事を見つめ直すことができます。
またアウトプットすることによりより深く知識が身に付きます。そして何回も繰り返すことにより精度が上がっていきます。
そしてこの社内勉強会がいつか社外向けの勉強会やセミナーの開催につながり、また新たな会社の事業の柱になるかもしれません。
仕事の精度もあがり、社員の知識も高まり、そして新たな事業になるかもしれない「社内勉強会で講師」という小さな一歩を踏み出したら、それが大きな変化につながるかもしれません。
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