秘書の仕事をしていると、多くの経営者様は日々たくさんの仕事に追われていることに気が付きます。
常に頭の中では仕事の問題がぐるぐる駆け回っていて、おそらく自宅に戻っても、休日も仕事が頭から離れることがないのではないでしょうか。
起業したばかりの頃はそのような状態でも仕方がないかもしれませんが、社員が増え会社の規模が大きくなっても、状況が変わらないのはとてもつらい事だと思います。
しかし今やっている仕事が経営者であるボスがやるべき仕事なのかどうかを考えてみると、実際やらなくてもいい仕事をやっていることに気が付きます。
社員だけでなく秘書である私たちにも遠慮をして、自ら多くの仕事を抱えているボスが多くいるのではないでしょうか。
秘書は「限られた時間でボスに最大のパフォーマンスをしてもらうため」にボスについています。
効率よく気持ちよく仕事をしてもらうために、事前対応や準備など秘書が行います。
重要な懸案事項や打ち合わせの準備や対応を任せられれば、プレッシャーも感じますがそれ以上に「信用してもらえている」ということが嬉しく、責任を感じながらも期待に応えようとします。
会社の中で一番仕事ができるのはボスなので、秘書や社員にまかせて失敗してしまうくらいなら自分がやろう…、という気持ちもあるかと思います。
しかし実際に任せてみたら結構大丈夫だったという事もあります。
まずは今自ら行っている仕事を分解して洗い出し、多くの業務を秘書や社員に振ってみてはいかがでしょうか。
ボスにしかできない仕事に集中してもらうことが会社として、秘書として、社員として皆が一番願っている事かも知れません。
コメントを残す