こんにちは。
秘書の大矢です。
「働き方を選べる時代がやってきたら…。
あなたはどんな働き方を選びますか?」
と聞かれたら、なんて答えますか?
大企業と呼ばれる大きな会社になると
日本だけでなく海外にも複数の支店があり、
支店間の転勤で勤務地が変わったり、
支店間で協力して大きなプロジェクトを達成する、
という事もあるかと思います。
支店の数が多ければ多いほど、
社員の数が増えれば増えるほど、
会社の勢いは増し、
有名な企業となりますが、
トップである経営者の目は
スタッフ一人一人にまで行き届きません。
もし
経営者自らすべてを
仕切ろうとすれば、
時間的にも体力的にも物理的にも
難しい状況になってしまいます。
そのため各支店に
信頼のおける「支店長」という名の幹部を置いて、
経営者は報告やチェックだけをしたり、
たまに抜き打ちで支店を訪問したり…
という仕組みで
うまく経営されているのかと思います。
昔ボスは横浜で
造園会社を経営していました。
社員は20名程度でしたが、
公共工事から個人のお客様へのサービスなど
広範囲に渡って、お庭や樹木に関する業務を行なっていました。
そのボスが経営していた
造園会社では、
その当時
横浜・大阪・各現場事務所などを
ゲーム機を使用してカメラ接続をしていました。
本当にただの家庭用ゲーム機に
カメラとマイクをつけただけのシステムです。
カメラは横浜・大阪・各現場事務所間で
常時接続をしていたので、
何かわからないことがあれば
隣の部屋に声をかけるように
カメラ越しに質問をして会話をしていました。
最初は恥ずかしさも少し戸惑いもありましたが、
1週間もすると慣れてしまい、
「カメラ」というより
「小さな窓」を介して
各事務所がつながっている感覚で
仕事をしていたことを覚えています。
こちらであまりにも
雑談が止まらなければ、
大阪にいる上司から
「いい加減にしなさい!」
という注意をされたり、
時にはお互いの地域の
台風や地震なども心配しあったりしました。
朝出社するとゲーム機を起動して接続し、
退社するときにゲーム機を落とすだけでしたので
操作や設定の手間もなく、
遠く離れている場所でも
毎日コミュニケーションを
とることができていたので、
仕事が止まるという事もありませんでした。
遠くにいながら顔を見て
会話もリアルタイムででき、
また必要なデータも
共有フォルダでやり取りをしていたので、
まさに「世界中どこでも仕事ってできるんだ!」
と普段ボスが言っていることが本当なんだと実感しました。
あれからさらに
色々なサービスが発表されています。
(zoomなど)
そんなことを考えると、
死に物狂いで満員電車に乗り、
タイムカードを押して、
決まった机で仕事をする。
という時代は本当に終わりを
告げようとしているかもしれません。
我が社はすでにそのシステムを入れているので
自宅でも
カフェでも
青空の下でも
どこでも仕事をすることができます。
でもやっぱり事務所にいることが多いですが、
気分転換に午後はカフェで仕事することも
気分転換に自宅で仕事をすることもあります。
気分転換を兼ねて外で仕事をすると、
同じ仕事でも
早いペースで仕事が進んだりするので不思議です。
最後にもう一度聞かせてください。
「働き方を選べる時代がやってきたら…。
あなたはどんな働き方を選びますか?」
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